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zoom RSS 「白痴」を読む(15)

<<   作成日時 : 2017/05/19 21:07   >>

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第1部、第15章

ロゴ―ジンの出現を待っていたのは、ナスターシャで
「あ、ああ!ついに大詰めだわ!いよいよね!11時半か!」
予測/確信していたのは、プチーツィンです
「ロゴ―ジンと10万ルーブリだ、間違いない」

ナスターシャは、決断していたようで、曖昧な態度を一挙に鮮明にします
その前に前章で、ムィシキン公爵に訊ねるという賭けをして、確信を得ます
物欲や金銭欲のガヴァリーラより、〈愛〉欲のロゴ―ジンだと
その真意は、そのままの自分を認めて欲しい、ということにあるようです
エバンチン将軍には、真珠を返して、その下心を粉砕します
トーツキーには、7万5千ルーブリを返却し、その他も投げ捨て、解放します
そして、ロゴ―ジンと出て行こうとしますが、この思い切った決断に
ダリアなど常識的な人々の、考え直して、という忠告が続きます
ナスターシャの「無一物になった私を引き取ってくれる人がいるかしらね
という問いに、道化者/フェルディシチェンコも、返答します
ひょっとしたらお断りします、・・・なにせ私は包み隠しのない人間ですから」と応えて「その代わり、公爵なら引き取ってくれますよ!」とムィシキン公爵へ振る
案の定、公爵はイエスと言い、《純潔なナスターシャ》という大演説を打ち
最後の切り札、つまり引っ張りに引っ張って来た、遺産相続の遺言書を出す
そして金貸のプチーツィンに、事の次第の真偽を、裏打ちをさせる
ドストエフスキーの、ドラマツルギーの巧みさに感嘆します

ここで疑問なのは、トーツキーは駄目で、光源氏はなぜOKだったのでしょうか
日本文学の研究者に答えて欲しいものです ← まだ「源氏物語」を未読なので
多分、トーツキーは耳に気持ちのいい、愛の言葉を呟かなかったのでしょう

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