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のんべんだらり ぐうたら日記
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銀座へ行く

2019/05/13 15:06
2019、5、7
銀座の奥野ビルへ行って、個展を見ました

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JR有楽町駅に正午に着いたのに、道に迷って、辿り着くのに1時間以上かかってしまった
東京は変貌が激しくて、10年一昔と云いますが、20年も経てば、まったく異界へ迷い込んだようです
まるで突然〈浦島太郎〉になったような気分です ← ボケの始まり/年寄りの冷や水、とも言います

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道先案内人/某私大の名誉教授(左)、版画家/植村美子代さん(中)、画廊主/東崎喜代子さん(右)
この部屋は、文化人類学者の山口昌男氏の作業場だったそうで、彼の絵本(?)を見せて頂きました
なお、植村さんは山口昌男氏に、銅版の製作法を指導/教えたことがあるそうです

翌日/5、8は、学食で昼飯を食い、本郷・菊坂町を散策して、樋口一葉、石川啄木、宮沢賢治らの文学散歩
まだ樋口一葉が使った、という長屋の井戸が残っていましたが、一葉、啄木らが生き返っても、この近辺もビル高層化の勢いが盛んで、視野を遮られ、地形も見通せず、迷子になることでしょう

知人に東京駅の新幹線乗場まで案内してもらい、なんとか迷子にならずに、無事帰宅しました
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McQueen/モードの反逆児を観る

2019/05/12 11:37
ファッション・デザイナーのことは、よく知りませんが、というより、まったく知りませんが
ロンドンの労働者階級出身の、リー・アレキサンダー・マックイーンの短い40歳の一生を
彼の実写映像/フィルムを基に、再構成したドキュメンタリー映画

ファッションではありませんが、同じく労働者階級出身のロック・バンドの「ボヘミアン・ラプソディ」という映画がありましたが
マックイーンと云えば50年以上も前、TV映画「拳銃無宿」のスティーブ・マックイーンが思い出されます

しかしロンドンでは、よくある名前のようです

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天才と狂人は紙一重と言いますが
このマックイーンも、心身共に病んでいたようで、いかにも〈モードの反逆児〉という奔放な印象ですが
短い一生の間に、やりたいことをやり切って逝ったのは、せめてもの幸いでした
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幸福なラザロを観る

2019/05/04 18:49
新約聖書の「ラザロ」伝説と、実際にあった詐欺事件から
監督/アリーチェ・ロルヴァケルが着想を得た映画、だそうですが、神話的なミステリー

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神話的ミステリーというのは
現在のラザロと詐欺の一族の嫡子が、オオカミの遠吠えを真似して、呼びかけますと
実際にオオカミが応えて、遠吠えを返しますし
ラザロが崖から落ちて、一度は落命(?)しますが、そのオオカミが寄って来て、ラザロは息を吹き返します

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放浪後、その詐欺師の嫡子に再会しても、昔のまま/歳を取りませんが、その後、アクシデント/誤解に見舞われ、ラザロは命を落としますが
その後を、逞しいオオカミが追って来て、新しい「ラザロ」神話を形成するようです

が、さすがに現在では、露骨に奇蹟(?)を描くようなことは、していませんが
主人公/ラザロは、現代社会の矛盾を背景に、新しい神話のオーラに包まれています
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「北の岬」を読む

2019/05/02 09:58
「北の岬」辻邦生著、新潮文庫を読んだ

奥付を見ますと、昭和49年3月20日 印刷、昭和49年3月30日 発行とありまから、45年前に購入して放置され、ツンドク本化していた本
その頃住んでいた、地下鉄方南町東口、秀文堂書店のカバーがあって、懐かしい
身辺整理で、もう読まない/読めない本を処理しょうとして、見付けました

著者/辻邦生が、欧州/パリ(?)へ留学した経験を生かして、創作したもののようです
留学を終え、帰路マルセイユから横浜までの船内で、スエズ運河を通った後、紅海で知り合ったスイスの修道女と
生き方に惹かれ合うが、主人公は許嫁がいるし、修道女は〈神の花嫁〉であるので、悲恋に終わるという話

途中、サイゴンで遭遇した事件が、留学生と修道女の宿命を予兆しているようです
つまり、己が一番望んでいることを断念して、修道女の勤めに励むということ
この断念/断絶が大きければ大きい程、悲恋は美しく純粋に感じますが
留学生も修道女も、過去に心身を病んでいた、という事実があるようで、この方向へ進むしかないようです
もちろん私小説ではないので、著者/辻邦生と関わりがなく、ドストエフスキーの小説のように、強い切実感はありません
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アベンジャーズ/エンドゲームを観る

2019/04/29 19:45
前作/インフィニティ・ウォーの続きで
全宇宙の生命がサノスと戦って、半数になったのを

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生き残ったアイアンマンやソーらが集結して
元の世界へ戻す、という活劇映画
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


「罪と罰」を読む(終)

2019/04/28 12:47
中学1年生のとき、初めて読書を覚えて学校の図書室で、少年少女世界文学全集の1冊で「罪と罰」の抜萃を収録した選集を知ってから、・・・というのは1頁も読めず、巻末の解説を読んで初めて著者/ドストエフスキーの名前を知って以来、という意味ですが、60年ぐらいが経ちましたが、こんな複雑な内容の本は70才を過ぎても、なかなか理解しきれないと思い知らされました
細部に/部分々々に、・・・例えば、マルメラードフがラスコーリニコフにした告白で、ソーニャが義母/カテリーナに半ば強要(?)されて娼婦になって一家を救った事情と、それに続くソーニャと義母の和解の場面とか・・・小さな宝石のようにキラリと光る詩的なエピソード/アネクドート(?)があるので、理解しきれないまでも、感動がいつまでも深く心に残ります

しかしもう高齢だし、研究者でもないので、これを最後にして、つまり今回の読書を最後にして、60年に亘る「罪と罰」への強迫観念/煩悩(?)から逃れたい
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「罪と罰」を読む(41)

2019/04/23 11:32
エピローグ、第2章

ラスコーリニコフは、囚人たちに嫌われているが一方、ソーニャは囚人たちに愛されている

みな帽子をとって会釈をしながら、《やあ、ソーフィヤ・セミョーノヴナ、おまえさんはおらたちのおふくろだよ、やさしい、思いやりの深いおふくろだよ !》と言うのだった。

ラスコーリニコフは、病院に療養中、不思議な夢を見る

全世界が、アジアの奥地からヨーロッパにひろがっていくある恐ろしい、見たことも聞いたこともないような疫病の犠牲になる運命になった。ごく少数のある選ばれた人々を除いては、全部死ななければならなかった。それは人体にとりつく微生物で、新しい旋毛虫のようなものだった。しかもこれらの微生物は知恵と意志を与えられた魔性だった。

最後に、いよいよ、というか、やっと、というか、ソーフィヤへの愛に気付く

どうしてそうなったか、彼は自分でもわからなかったが、不意に何ものかにつかまれて、彼女の足もとへ突きとばされたような気がした。彼は泣きながら、彼女の膝を抱きしめていた。

愛に充たされ、刑期は七年残っていたけれど

しかし彼女はあまりに幸福すぎて、自分の幸福が怖いような気がした。七年、たった七年!自分たちの幸福のはじめ頃、ときどき、二人はこの七年を七日と思いたいような気持ちになった!
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