のんべんだらり ぐうたら日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 「白痴」を読む(14)

<<   作成日時 : 2017/05/11 11:50   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

第1部、第14章

フェルディシチェンコが、悪事の告白/プチ・ジョーを始めますが
その前に、言い訳したり、公爵へ話し掛けたりして、躊躇している
公爵は何かにつけ、軽く利用されますが、これが繰り返されますと
ドスト氏のことだから、油断がならない、布石として準備しているのでしょう

プチーツィンは、権利を主張して辞退しますが、ナスターシャが
次とその次の、エバンチン将軍とトーツキーに辞退しないよう、求めて
彼らの後に、自分も話をする、と言って、何かを暗示する

将軍とトーツキーが話し終え、ナスターシャの話が始まる前に、
公爵へナスターシャが、ガヴリーラとの結婚問題の正否を尋ねる
この意外性が、幾度も公爵へ話し掛けるという布石を、必要としたのでしょう
公爵の答えは、NO/否であって、それをナスターシャの回答とする

前々から夜会での発表を約束し、今、忘れた頃に果たされた、その結論です
著書/ドスト氏は、あまり長く引っ張るので、しばしば読者は忘れてしまいます
この非常識な方法/返答に、参集者/関係者がもめていると、そこへ
酔っ払ったロゴ―ジンの一隊が、突然、やって来る

一行は、酒の力を借りなければ、侵入する勇気がないわけですが
ナスターシャの異様な興奮は、これを待っていた昂ぶりだったようです
ここでも、ヒロインの〈風変わりな性格〉という指摘が、納得させます

当時の社会常識を知りませんので、よく解りませんが、ナスターシャは
誰とも付き合う、という意外に、何が〈風変わり〉な性格なのでしょうか

トーツキーとナスターシャの関係は、要するに、愛人関係のようですが
平安時代の「源氏物語」の、〈光源氏〉と〈若紫そして紫の上〉と同じです
トーツキーは、若紫から紫の上へ、してもいい、とおもっていたようですが
ナスターシャが拒否する、と、恐れていた又は拒否されたようです
それでは、ナスターシャの希望は、なんだったのでしょうか
トーツキーと光源氏の違いは、どこにあったのでしょうか
平安朝の〈ナスターシャ〉は、トーツキー/光源氏に、YESと応えましたけれど

よく判りませんが、ドストエフスキーのことだから、恋愛小説の仮面を被せて
社会/政治問題を描いている、のかもしれません
その布石として、しばしばイッポリートへ言及している、のかも

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「白痴」を読む(14) のんべんだらり ぐうたら日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる